2019.06.08

待合室の本(2)激変!日本古代史

著者はルポライター。故郷の遺跡保存委員会に選ばれたのがきっかけで、古代史にのめり込むようになったそうです。たくさんの本を読んでいるうちに訳がわからなくなってきた、というのは非常に共感できます。古事記と日本書紀だけではいかようにも解釈できるので、原点に戻ろうと考えたそうです。奈良の纏向遺跡、吉野ヶ里、伊勢神宮。各地の発掘に携わった人達に話を聞いています。そして著者が影響を受けたという大山誠一さんの仮説を多く紹介しています。この方の著作は私も読んだことがあるます。聖徳太子はいなかったなど、先鋭的な仮説を立てられていて、その為か、私の好きな直木孝次郎さんなど本流の学会からは批判も受けているようです。

専門家ではないのでかえって読みやすく、それでいて古代史のいろいろな謎に迫っていて面白かったです。