2019.02.19

違う角度から歴史を見るテレビ

NHKの大河ドラマ「いだてん」を毎週楽しみに見ています。視聴率は悪いそうですが、私はオープニングでぼんやり子供心に覚えがある、東京五輪の映像を見るとワクワクしてきます。番組の中で興味深かったものが天狗倶楽部です。スポーツ愛好家の団体で、明治、大正、昭和と実在したものです。人気があって雑誌にも載り、当時の早慶の学生もいたとか。生田斗真演じるメンバーの一人が女子学生といちゃついているシーンを見ると、現在の大学生のサークル活動のようなものだったのかと思わされてしまいます。明治という堅苦しい印象があった時代が、今と変わらない気がして親近感が湧きました。もうひとつ印象に残ったのは辛亥革命の際、東京高等師範学校に留学していた清国留学生達が、校長の嘉納治五郎のもとに押しかけるシーンです。ドラマで辛亥革命を耳にするのは初めてですし、留学生のことも知りませんでした。その頃の革命に対する日本の世論についてなど本での知識もないのですが、祖国の混乱に不安を覚える学生達を見ると、少しイメージが湧いて来ました。この番組は、現代に置き換えても違和感のない空気を感じられて面白いですよ。